かーやん☆ブログ

藤沢在住のエノニャン写真家。DJ karyangという名でDJもしております。何卒。

大病人

おそらく『ミンボーの女』公開時に襲撃事件で入院した際の経験や伊丹の死生観が盛り込まれた作品(しかしよくよく調べてみたら、本作は襲撃事件以前に企画されていたものだとの事)。
 
宮本信子主演作品が続く中で、本作で宮本は控えめな(伊丹十三夫人的な)演技で助演にまわっており、主演の三國連太郎と津川雅彦の名演技合戦が楽しめる一作。
 
そして伊丹組常連の高瀬春奈のエロさが作品に華を添えている(それにしても伊丹作品にはよく「愛人」が出てくる。だからこそ色々と疑われたわけだがw)。それと木内みどりの婦長役もびったしハマっていた。

かつてマーティン・スコセッシ監督は「私はカメラの横で死ぬだろう」という名言を吐いた。
この三國演ずるガンで余命幾ばくの映画監督兼俳優と刃を向けられた伊丹も同じ思いだったに違いない。だからこそ あの伊丹の「死」には疑問が残るわけだが…。


★★★☆☆

BPM127FPM

だいぶ前に作ったのですが、通算18作目となるDJミックスがこのタイミングでリリース。

BPM127FPMのコピー

『BPM127FPM』

です。

DJイベント『エル・フジサワッチ』用のセットリストを音源化。
FPMの楽曲を中心に、ダンサブルで一番心地良いBPM127通しでノンストップミックスを作りました。
もうおそらくこれ以上の出来のものは自分でもできないかとw


『BPM127FPM』 dj yang (ダウンロードはこちらから)

『Behind THE Mask(F.P.M.'s Sweet Soul Bossa Nova)』 Fantastic Plastic Machine
『Behind the Mask』 Michael Jackson
『Can't Take My Eyes Off Of You』 Tommy february6
『Barbra Streisand』 Duck Sauce
『ディスコの神様 feat.藤井隆』 tofubeats
『DO U LIKE IT?(by Fantastic Plastic Machine)』 M-FLO loves Crystal Key
『Sex Machine(Fantastic Sex Machine Mix)』 Fantastic Plastic Machine
『ENDLESS SUMMER NUDE』 真心ブラザーズ
『楽園ベイベー』 RIP SLYME
『Reaching for the Stars』 Fantastic Plastic Machine Feat.Incognito
『City Lights(FPM Samba Mix)』 Fantastic Plastic Machine
『Le Freak(FPM's Feel The Rhythm Mix)』 Fantastic Plastic Machine
『September(FPM Beautiful Latin Mix)』 Fantastic Plastic Machine
『TOO SHY SHY BOY!(THE READYMADE CATCHY MIX)』 観月ありさ
『チョコレイト・ディスコ』 Perfume
『フィンガー天国 ~READYMADE 5×5 MIX~』 フィンガー5


この夏 いろんなところで このミックスを掛けました。 
後日また新作ミックスをお届けできるかと思いますので 楽しみに待っていてください。


【dj yang 今後の予定】

09/26(土) 19:00~ 『エル・フジサワッチ2』 at 藤沢 MEXICAN SABO
10/24(土) 19:00~ 『ぎょーざ会2015 Vol.5』 at 藤沢 レトロ新橋系餃子家
10/30(金) 『金曜の夜に映画でお酒を』 トークテーマ:宮崎駿 at 西荻窪 toki(注:こちらはDJイベントではありません)

かーやん、イトーヨーカドーの屋上でDJするってよw

いよいよ本日9/4(金)20時から、ちがびーのステージ(イトーヨーカドー茅ヶ崎店屋上)で閉店までの1時間、DJでみなさんが大好きな(笑)昭和歌謡を回します。

400人キャパの大会場、しかも星空の下で、久しぶりに茅ヶ崎の地、そして茅ヶ崎のみなさんの前で またこうして回せる事に ただただ大きな幸せを感じております。

こないだ実家に帰った際、母にこの事を話したら
「で、(金は)いくらもらえるの?」
と聞かれましたwwww ボランティアですw

夏の最後の想い出作りに是非とも ちがびーで美味しいビールとお食事、そして音楽で楽しんで頂ければ幸いです。

ではでは、皆様のお越しを心よりお待ち申しあげております。
予約席は埋まっているらしいのですが、立ち飲み席で入れるかと思います。

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ぎょーざ会2015 Vol.4のお知らせ

お待たせしました!!
ぎょーざ会2015 Vol.4、いよいよ本日22日です!!
おいしいぎょーざありーの、DJありーの、ミニライブもありーの…と盛りだくさんの内容でお届けします ぎょーざ会、是非とも楽しんでいってくださいねぇ〜☆

で、ワタクシ dj yang、今回のDJテーマは「カラオケ喫茶 かーやん」w
学生時分によくカラオケボックスで唄っていたアンセム・ナンバーで ぎょーざ会をアゲていきます!!
なんなら ダイナミックマイクも ご用意致しますので、よかったら気持ちよく唄っていってくださいw
なお 前回の松本隆特集の時と同様に、今回も各SNSに歌詞のリンクをオンタイムで掲載しますので、それを見ながら是非とも一緒に口ずさんでくださいね♪w
 
それと ぎょーざ会では初の試みとなります 佐藤寿子さんのミニライブのコーナーも お楽しみに☆
 
藤沢駅南口『新橋レトロ系 餃子家』さんにて19時からスタートです(いつもは18時ですが、今回は遅いので要注意。なお お店自体は17時からの営業です。混み合う事も予想されるので、お早めのご来店をおすすめ致します)。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

タイムテーブル
19:00〜 dj yang「カラオケ喫茶 かーやん」
20:00〜 佐藤寿子ミニライブ
20:30〜 DJ high_sa 「レベッカおさらいタイム」
21:30〜 らんば☆らる「アニソン特ソンB2B」

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お葬式

処女作にしてこの完成度の高さ(厳密に言うと2作目なのだが)。和田誠の『麻雀放浪記』と並ぶ傑作。
作中で16ミリフィルムを回し モノクロパートで見せているが(このパートの撮影は浅井慎平によるもの)、これはお葬式(という儀礼)のメイキングであり『お葬式』という映画のメイキングにもなっている。
そしてこの話自体が伊丹の実体験であり、自宅(湯河原の別荘)や実際の妻(宮本信子)を使って撮影された「ミルフィーユ・メタ構造」になっているのもミソだ(ところで愛人の話も実話なのだろうか?w)。

伊丹十三は当時 蓮實重彦に傾倒しており、『お葬式』の試写に蓮實を呼び、満を持して観せたら 一言「ダメですね」と言われたらしい(苦笑)。そして それ以降作風をエンタメに寄せていく。
で、余談なのだが それによく似たエピソードがある。
押井守監督の『うる星やつら オンリー・ユー』を「甘い甘いお菓子のような映画」と評したのが 伊丹十三だった。で、伊丹は当時併映されていた相米慎二監督の『ションベン・ライダー』の方を絶賛しており、それを聞いて落ち込んだ押井は劇場で『ションベン・ライダー』を観て「もっと(相米のように映画は)自由に作っていいんだ」と思い立ち、開き直って次に作ったのが あの名作『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』だったというわけだ。
そして意識してかしないでか、押井守の作風は伊丹十三のそれに寄せられていく。
『機動警察パトレイバー2 the movie』の柘植と南雲しのぶの関係性やピカレスク感は、そのまま『マルサの女』の権藤と板倉亮子に置き換える事は容易だ。

で、最後に言っておきたいのは この『お葬式』、処女作で取り扱っているのが いきなり「死」なのである(それと紙一重な存在として「生(性)」が描かれているのも非常に興味深い)。
まさか葬式の話が映画になって、しかもたくさんの客が呼べるとは当時は誰も思わなかったと思うが、これが日本の映画界に一石を投じ、道を切り開いた。つまり何が言いたいのかというと『お葬式』がなければ、オスカーを獲った『おくりびと』もなかったかもしれないのである。

★★★★☆

スーパーの女

ハウトゥ物もここに極まれりか。
話としては業界裏話・実録物風で面白いのだが、映画としてのカタルシスは弱め。
ほとんどのカットが俯瞰気味で引きの長回し。
ちょっと脚本とセットと役者の演技に頼りすぎている感があり。
そのため映画としての質感を犠牲にしている感じは否めなかった。
ただし社会性とエンタメの融合という難しい課題に毎回取り組んでいた事は貴重であり、後期伊丹作品を語る上ではキーワードとなる。


★★☆☆☆

【エノニャン通信356】

【2015.7.22】撮影分



トップバッターは いつもの ひょこちゃんです☆




チュッ☆w




向井亜紀☆w




部屋とYシャツとがま口と向井亜紀w




おはよぉ☆




かわったもようですね☆w




とってもシャイな子☆




ひかげちゃん☆




うし2号☆




エリック☆




あっくびぃーっ!!w




ハード触尻☆wwww




みゅうちゃん☆




ママさん☆




プリンちゃん☆




痩せ猫・ガリ☆w




ではでは、次回もお楽しみにぃ~☆


【エノニャン通信357につづく】

マルサの女2

人気シリーズ第2弾。

エンタメ性と社会派度がグッと向上。言うなれば『エイリアン』と『エイリアン2』みたいな関係かw

三國連太郎やバイプレイヤー陣の演技がキラリと光る逸品。丹波哲郎や小林桂樹の起用などベタなキャスティングも見受けられるが、伊丹監督はあえてしっかりとした演技のできる存在感のある役者を配置する事で、映画の質感を一段も二段も上げる事を優先しているものと思われる。前田米造の撮影も素晴らしい。

この後、伊丹十三監督は自ら『~の女』シリーズを撮り続け、作風はハウトゥ感と社会性をより増し、伊丹の映像作品の原点ともいえるドキュメンタリー的要素も抱えていくようになる。ある意味、転換期となった作品とも言えよう。


★★★★☆

マルサの女

伊丹作品の中で一番好きかも。

これは板倉亮子の正義の物語であり
権藤英樹のピカレスク・ロマンでもある。

あまり語られる事が少ないが押井守監督作品との類似点も多し。

メイキングビデオ『マルサの女をマルサする』(周防正行監督作品。当時は伊丹組で助監をしていた)も本編以上に秀作。のちのテレビマンユニオンによるスタジオジブリ作品のメイキングもこの系譜上にある。一見の価値有り。


★★★★★ 

スローなブギにしてくれ

やはりオイラは角川映画をあなどっていた!!w

若干70年代ATG的テイストもあるのだが、片岡義男(原作)、藤田敏八(監督)、そして浅野温子・古尾谷雅人(主演)らが放った「時代の空気感」は  まさに80年代そのものであり、80年代を代表する日本映画といえよう。

ロケ地が福生(横田基地周辺)という事で 自分が育った場所のすぐそばだっただけに親近感も持てた。オイラも昭島の外人ハウスに住んでいたしなー。

それとなんといっても若き日の浅野温子のファム・ファタールっぷりが堪能できるエモーショナルな傑作だ。未見の方は必見の一本。


あと本作で弁護士役で出演している伊丹十三は この3年後に『お葬式』を監督し、以後時代の寵児となる。

これは私の推測だが、この時本作に出ていた山崎努を現場で見て、伊丹は自分の作品でも使いたいと思ったのではなかろうか(『お葬式』以降、山崎は『タンポポ』『マルサの女』等にも重要な役で起用されている)。

山崎のようなしっかりとした芝居のできる存在感のある重厚な役者がいる事で、映画は演出や脚本以上にキリリと画的に引き立つ…それこそが怪人ジューゾー・イタミの「映画術」であり、数多くの作品に役者として出演する事で学びとっていたのであろう。


★★★★☆
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