『ゴジラ−1.0』観てきました。
山崎貴監督作品を劇場で観たのは初めてかな。SNSでの評判も軒並み好評だったり、YouTubeでのゴジラ評もポツポツ出始めてきたので これは早めに観ないとアカンと思って行ってきたのですが…う〜ん、俺はダメだった。
実は『シン・ゴジラ』がダメなのね、オレ。50年の人生の中でもワースト級に嫌いな映画。だからそれよりはマシだったらいいなと思って観に行ったんだけど、人生で2番目にダメだったwww
でもそれで何でダメなのか理由がわかったんだわ。
俺、ゴジラは現象ではないと思っているの。俺にとってのゴジラは「特撮」であり「着ぐるみ」なんだなと。ゴジラというコンテンツが良いからCGやアニメでもオッケーっていうもんじゃないと。要は味(味わい)ですよ。そういう意味ではシンゴジや−1.0はステーキとか幕の内弁当みたいなごちそうなのかもしれないけれど、俺が食いたかったのは それじゃないっていうだけでw
−1.0は やっぱ1作目の『ゴジラ』(1954年)に敵うもんは無いんだなという事をあらためて認識させてくれた作品だったのかも。
戦後復興しつつあった東京が再び火に包まれる「(戦争を)忘れるな」という力強いメッセージ。ゴジラを目前にして「お父ちゃまのところへ行くのよ」と子供たちを抱きしめ死を覚悟する戦争未亡人。恋に敗れ少女たちの『平和への祈り』を聴いて特攻する芹沢博士…このインパクトはそう簡単に超えられねぇって。
しかし浜辺美波は『シン・仮面ライダー』に続いて良かったな。これであとはウルトラマンシリーズに出たら完璧じゃんと思っていたけど、実はもう既にそれを達成している長澤まさみという存在がいた事を書いていて今思い出したwww
あと最後に、これはちょっとネタバレになるけど…神木隆之介が演じていたあの主人公ってインポテンツだったんじゃないかというのが僕の見立て。浜辺美波を抱けない→だから結婚できない…そう解釈したのは私だけなのでせうかw
それと『ゴジラ−1.0(マイナスワン)』ってタイトルもクッソだせえw もうちょっとどうにかなんなかったのか? 内容(時代背景)とマッチしてないよ。『ゴジラ 永遠の−1.0』にしとけw 以上。
★★☆☆☆