かーやん☆ブログ

DJ karyangという名でDJもしております。から揚げ51個おじさん。

2011年05月

アンタッチャブル

ブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』を久しぶりにブルーレイにて鑑賞。


公開当時劇場で観て、ブロックバスター版のVHSまで購入したぐらい思い入れもあって好きな作品。

そもそもロバート・デ・ニーロのファンだったので観に行ったのだが、今見直すと作品としてのクオリティーの高さに驚かされる(もちろんCG等一切使っていないわけだが)。

まぁ当時パラマウント社の75周年を記念する映画として製作されているので まさに社運を掛けた大作だったわけだが、デヴィッド・マメットの素晴らしい脚本とデ・パーマ・カット、そしてエンニオ・モリコーネの壮大なスコアが ぶれる事なく がっぷりと組み合って ひとつの良作として うまく結実している。

やっぱデ・パルマって作品によってムラがあるんで(笑)、ファンからすれば『アンタッチャブル』は俗っぽくて嫌かもしれないけれど、ここは完成度の高さで正当に評価したいな、と(現にデ・パルマはこの作品の前後は絶低迷している/苦笑)。


そして書き漏らしてはいけないのは、なんといってもショーン・コネリーの名演だ。

この作品まで彼の背後について回ったレッテルは「ボンド役者」であったわけだが、本作でショーン・コネリーは一皮剥けた…いや、ひとカツラ脱いだ事によって覚醒した(笑)。

特にエリオット・ネス(ケビン・コスナー)と橋の上で初めて出会うシーンとか今見ると味わいがあっていいんだよなぁ。



今こうしてブルーレイで、劇場で観た時のような美しい画像で本作を見直す事ができて本当に良かった。

第2回 24時間映画マラソン 第5弾『東京物語』

先日NHK(BS)で放映されたデジタルリマスター版の『東京物語』を観る。

しかし今のデジタル技術ってスゴイね!! 白黒ではあるけれど、まるで最新作のような美しさに生まれ変わって音声も かなり聞き取りやすくなっていた。

で、この世紀のリマスタリングを手掛けたのは 実は天下のIMAGICAさん。きっと草葉の陰で小津先生も さぞかしお喜びの事でしょう。


戦後の小津作品は「結婚を迎える娘と父」という題材の作品がほとんどだが、本作は家族(親子)の在り方と郷愁の物語である。故郷と(亡くなった)親は遠くにありて想うものという事か。

まぁ小津さんの作品はシンプルで且つ普遍的なテーマを扱っており、『東京物語』には そうした日本人の精神や所作や 今では忘れかけられている「美しさ」がある。だからこそ こうして時代や世代を超えて語り継がれているんでしょうな。まさに日本映画のマスターピース


個人的には 笠智衆と十朱久雄と東野英治郎が3人でお酒を飲みに行くシーンが好きだな。

遺作の『秋刀魚の味』もそうだったが、男同士水入らずで飲みに行くシーンに小津さんの(日本の父親の)本音みたいなものがチョロチョロっと見え隠れして それが実に面白い。

あ、そういえば 十朱久雄が 十朱幸代の実父だという事を今日初めて知った!!w


それと余談だが、小津作品における杉村春子ってオイラはあんまり好きじゃないんだよなーw

演技が巧すぎて明らかに浮いているところが(苦笑)。

『小早川家の秋』での森繁久彌は小津さんも演出するのに苦労したらしいが(森繁は小津さんが嫌うアドリブの演技ばかりする人なので/笑)、杉村春子は志賀直哉の薦めで起用して小津監督は大変気に入り、『晩春』以降のほとんどの作品に常連として出ている。


で、ついでに もうひとつ余談なのだが、72歳の役を演じている本作の笠智衆だが 『東京物語』撮影当時は42歳だったらしいw

42(後厄)にして あの初老っぷり(笑)。亡くなってもなお 永遠の爺さんだな、笠智衆は!!(菅井きんなんかもそうだったけどw)


★★★★☆


(2014.2.12 一部改稿) 

第2回 24時間映画マラソン 第4弾『犬神家の一族』(2006年版)

映画マラソン4本目は 今日たまたまCSで放送していた 市川崑監督の『犬神家の一族』の2006年版を わざわざオンタイムで鑑賞w


セルフリメイクという事もあり、旧作との比較で賛否両論はあるとは思うが、オイラはこれはこれで それなりに観る事ができた(確かに質感に大きな差がある事は否めないが)。

しかし幸せだよね、市川崑は。

より完璧を求める映画監督であるのならば、自作を永遠に作り替えたいと願うはずだが、それは本来ならば なかなか叶える事ができない途方もない夢である(ま、これをやったのは市川崑と ブレランをファイナルカットまで作ったリドリー・スコット、それとエヴァの新劇場版を製作中の庵野秀明等 ごく一部の映画人だけだ)。

その夢を晩年こうして叶える事ができたわけだから、よほど思い入れのある作品でもあったんだろうな。

どうやら当時売れっ子だった松嶋菜々子を起用するという条件に対して 逆に金田一をまた石坂浩二にしなければリメイクはしないと条件を突きつけてきたのは市川崑監督だったという。


特筆すべきは 何を演じてもいつも同じの深田恭子(おもいっきり大根/苦笑)と

吹っ飛んで襖に激突した奥菜恵だなw これには声をあげて大笑いしてしまった!!(爆っ)


それと余談だが、市川崑は『黒い十人の女』もフジテレビで一度セルフリメイクしている。

オイラは当時テレビで観たのだが、これは確かまだソフト化されていなかったはず。

もう1度だけでいいからまた見直したいなぁ(ちなみにオリジナル版はこちら)。

第2回 24時間映画マラソン 第3弾『ボディ・ダブル』

24時間映画マラソンと言いつつ、若干の仮眠をとりまして臨んだ3作目は(笑)

ブライアン・デ・パルマ監督の『ボディ・ダブル』です。


良く言えば『裏窓』『めまい』へのオマージュって事なんでしょうけど…

これはもう ほとんどドリフのコントだよな!!(爆っ)

これをヒッチコックへのオマージュなんて言っちゃったら ヒッチコキアンに怒られるで、しかし!!w


しかし芸が細かいのは、物語後半のヒロインに若き日のメラニー・グリフィスを起用した点だ(しかもポルノ女優の役である。きっと彼女にとっては できれば フィルモグラフィーから抹消したい痛い過去であろう/苦笑)。

で、メラニー・グリフィスといえば、ヒッチコックの『鳥』『マーニー』でヒロインを演じたティッピ・ヘドレンの実娘である。

なんかそこまでやるかと思ってしまうが、本当にやってしまうところがブライアン・デ・パルマのブライアン・デ・パルマたる所以なのであるw


まぁ酷い映画ではあるのですが(苦笑)、やっぱり映画好きならヒッチコックとデ・パルマは一応押さえておいた方がいいよ…という事でw

第2回 24時間映画マラソン 第2弾『アクロス・ザ・ユニバース』

2作目は 先程のルパンから ぶっ続けで観た 『アクロス・ザ・ユニバース』


手っ取り早く言ってしまうと ビートルズの楽曲(全33曲)を用いたミュージカル映画なのだが、これがまさに現代ミュージカル映画の傑作

ビートルズを知っている人も 知らない人も是非とも観てもらいたい1本。お互い 新たな発見と驚きがあるはずだ。本作で初めてビートルズの曲を聴いた人はオリジナルを聴いてみたくなるだろうし、ビートルズの曲を知った上で観た人はサントラ盤が欲しくなるだろうし。

ミュージカル映画として ミュージックビデオとしての完成度の高さにも驚かされたが、とにかく演者たちの歌声にもシビレてしまった!!

やっぱビートルズを主題に何かやろうと思ったら これぐらいの完成度はなくちゃなーw



個人的にはU2のボノがカメオ出演していて『I Am The Walrus』を唄っていたのが印象的。


ボノとビートルズいえば、U2のライブ映画『U2 魂の叫び』のオープニングで「チャールズ・マンソンからビートルズを奪い返した」と『ヘルター・スケルター』を唄うシーンを思い出しちゃうよねー♪w



それとタイトルデザインマニアとしては、カイル・クーパーがヴィジュアルバイザー(アニメーションパート)として本作に参加しているのもポイント高し。


とにかく見どころたっぷり。音楽の洪水に酔いしれて!! 永く愛され 語り継がれてほしいね、こういう映画は。


これはブルーレイ1枚持っていてもいいなw

第2回 24時間映画マラソン 第1弾『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』

去年もやった企画なのですが、これから24時間(8日の1時まで)できる限り映画を見続けて レビューをブログにアップしようという「24時間映画マラソン」の第2弾、まずは『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』からスタート!!


まぁとにかく酷い映画なんだけど(苦笑)、なんで最後まで我慢して見られちゃうのかというと それは山田康雄のルパンだからに他ならないw

やっぱ山田ルパンって作品を支えている屋台骨というか 重要なファクターだったんだなーと再認識した。


ルパン三世って、ドラえもんみたいに声優が変わっても永遠に続けられる、作品として伝え継がれていくようなものじゃないと思うんですよ。

オイラは その時代その時代のルパンってものは存在しないと思っている(作ろうと思えばいくらでも作れるのだろうが)。

ルパンってやっぱ70年代から80年までの「時代の産物」だったんだよ。

だって ひょっこり出てきた70年代の時点で大泥棒なんて既に時代錯誤だったんだから(苦笑)。


だからカリ城なんて ある意味、自虐的なパロディーであって 宮さんも確信犯的に「ルパンの時代」にとどめを差したわけだよね。


盗んだものがローマの遺跡で「オレのポケットには大きすぎる」とか「あなたの心です」なんて言われた日にゃあ、じゃあ他に何を盗めばいいの?…ってな話なわけじゃないですかぁw


そう考えると今秋に作られるルパン三世の新作テレビシリーズがどうなるのか、非常に不安である…w



まぁ似たような大風呂敷を広げた話だったら、テレビスペシャルの『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』の方が まだ面白かったような気がするw


それとこの話のオチって、よくよく考えたら『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』に似てね?w

In This Country



本来は映画『オーバー・ザー・トップ』のED曲だったのだが、日本人のほとんどは この曲を聴くとF1グランプリの事を思い出し、アイルトン・セナがいたF1の良き時代に思いをはせるのであろう。


アイルトン・セナ ~音速の彼方へ

ドキュメンタリー映画『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』J:COM オンデマンドで鑑賞。


孤高の天才F1ドライバー アイルトン・セナがこうしてドキュメンタリー映画になったのは大変喜ばしい事。

もしかすると今後F1は無くなってしまうかもしれない。セナの事を覚えている人もいなくなる日もやってくるであろう。

だが映画となれば それが形として永遠に残り、語り継がれていくのだ。


オイラはセナの熱狂的ファンだったので、やはりラストは涙無しでは見られなかった。

特に最後の93年サンマリノグランプリでの事故直前のセナの葛藤やラッツェンバーガーの死などを丁寧に時間を掛けて描いていたのが印象的だった。

それとこれはイギリスで製作されユニバーサルで世界配給されている映画なのだが、セナの死のシーンでフジテレビが当時 緊急放送した三宅アナと今宮純、川合一仁がセナの死の第一報を生中継で伝えるシーンが使われていたのが 日本人として なんとも感慨深かった。

三宅アナといえば セナの名勝負に実況がよく当たるというジンクスがあり、セナファンの古舘伊知郎がいつも嫉妬していたという事があったが、まさかラストランまでもが三宅実況とは…これも神が与えたもうた過酷な悪戯だったのか。

個人的には92年のモナコグランプリ(ナイジェル・マンセルと最後の1周目まで つばぜり合いをしてみせたF1史上に残るセナの名勝負。ちなみにこの時の実況も三宅アナだったw)もじっくり見せてほしかった。


日本では見られなかった秘蔵の映像もかなりあったので、セナファンは必見かと。
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