『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』公開2日目に観了。
まぁとりあえずこれでスッキリしたし、普通に面白かったw
※ ここから先はネタバレ有りです。
これで新劇(序破Q)が単なる旧作のリメイクではなく、テレビシリーズ・旧劇を含めた全ての円環構造を締め括るためのお膳立てだったという事も理解できたし、一応 大風呂敷は畳めたのかなとw
シンエヴァの感想というよりかは「新劇とは一体何だったのか」という総括になってしまうのですが、端的に言えば
「成長と救済」の物語
だったんじゃないかなと。
その成長っていうのは劇中のキャラクターだったり観客だったりするわけですが、その成長が一番わかりやすいのは庵野秀明自身ですよw まぁやってる事自体はナディアの頃からあんま変わっていないのだけれども(島編的というかハイハーバー的な第3村とか、ミサト特攻とか)。
そういう意味ではテレビ版のラストに近かったよね、シンエヴァは。貞本さんのコミック版にも寄せるような配慮もあったかと思うけど。なんか壮大な『if もしも』(『世にも奇妙な物語』の後番)を見させられたようなw
それと新劇から突如現れたマリの謎も解けた。
実は破のマリとの出逢い(パラシュート落下)のシーンって、26話のレイ(パラレルワールド)との街角バッタリ黄金パターンと呼応しているんじゃないかなと。
要は
26話のレイ=みやむー
マリ=モヨコ
シンジ=秀明
と置き換えれば話は早いw
つまりシンエヴァ(新劇)とは
元カノみやむー(アスカ)に傷つけられたシンジ(秀明)がマリ(モヨコ)によって救済・再生される物語
だったんではないかとw
マリが何で唐突に新劇から出てきたのか、そしてシンジ(秀明)をエヴァの無い世界(エヴァの呪縛から解き放たれた世界)へ誘ってくれたのもマリ(モヨコ)だったという風に考えれば 辻褄も合うし、旧劇ラストでシンジはアスカの首を絞めていたけど シンエヴァでは素直に好きだったって言えたっていうのもこれで納得できる。つまりアレは元カノみやむーに対する独白であり海容ですよw これでようやく25年の時を経て、晴れて秀明も(シンジ・ゲンドウも)救済されたとw
まぁとにかくこれでエヴァも【終劇】。
ありがとう、そしてお疲れ様でしたとしか言いようがないよね。
それと25年も秀明に付き合わされちゃって(笑)、それを最期まで見届けた俺もエライ!!w
★★★★☆
【余談】
で、欲を言えば…マヤちゃんのガチレズシーンが見られなくて残念!!w
まぁ百合的要素はマリの方に持っていかれちゃったって感じなのかな?
男嫌いは相変わらずな感じだったけどw