公開2日目にして早速観てきましたよ!!
『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方』を@有楽町
いやースゴイね、ジェフリー・ラッシュ!! もー完璧にピーセラになりきり!! まさかストレンジラブ博士(生き写し!)をカラー映像で見られるとは思わなかった!! 出演者とスタッフのピーセラへの“異常な愛情”をひしひしと感じられる怪作でありました
一番の見せ場は、ジェフリー・ラッシュ演ずるピーセラが肉親や妻、監督など周囲の取り巻きの人物に扮して独白するファンタジックなシーン。
そして劇中突然 その扮装で『ライフ・イズ?』のセットの中を歩き回ったりするのだ!!(その舞台裏がシークエンスを繋ぐブリッジとなっているという仕掛け)。
ピーセラの役を演じるだけでもスゴイのに、ピーセラが演じた役までも演じ、さらにピーセラが演ったことのない役までをもピーセラとして演じちゃうんだからその器用さにはただただ脱帽!!
それととんでもない存在感を放っていたのが、ピーセラ2番目の妻 ブリット・エクランドを演じたシャーリーズ・セロン!!
出演シーンはそれほど多くはないのですが、その美しさにピーセラだけでなく二代目淀長もメロメロ(笑) これがあの『モンスター』ですかぁ!? ちょっとファンになってしまいそうデス(笑)
印象的なシーンはラスト、雪がしんしんと降る積もる路上でただただ立ち尽くすピーセラ…その姿はとても54歳には見えず破棄のない老人のようだ。その姿を見たブレイク・エドワーズ監督はピンク・パンサーの続編の制作を諦めたという…なんとも映画以上に映画的なラストシーンであった(ま、映画なんですけどね/笑)。
かつて「人生は転げるほどにオモレー」とRAPした奴らがいたが、ピーセラの人生は映画以上に波瀾万丈なものだった。だけど演じるという行為そのものが彼にとっての人生であり、そのことに至上の喜びを感じていたに違いない(美女をはべらせたり、スポーツカーをぶっ飛ばすことよりも)。決して彼は“空っぽの器”なんかではなかったのだ。
帰り道、サントラとして劇中流れていたトム・ジョーンズが突然聴きたくなっておもわずベスト盤を買ってしまいました@東京駅構内 『ライフ・イズ?』のサントラ盤、リリースされないのかなぁ?
それと同時上映されていたココリコ田中によるショートフィルム『Inspector Clouseau』についてもちょっと触れておこう。
クルーゾー警部の名シーンをココリコ田中が再現しただけのホントあっという間の短編映画だったのですが、劇場では誰もクスリとも笑っていませんでした…(苦笑) やっぱやっつけ仕事はイカンね
これじゃあクルーゾーファンが怒りクルーゾー(狂うぞ)!!(広川太一郎風に/笑)
____________________
で、最後に劇場で見かけたクルーゾー警部についてお話ししておこう(笑)。
私はちょこっとだけクルーゾー警部を意識してベージュのコートを羽織り、黒い帽子を被って観に行ったのですが(笑)…そこでさらなる強者を発見!!
なんとトレンチコートに羽根付きのブッシュハット姿…という完全にクルーゾー警部を意識した初老の男性がおりまして(口ヒゲはありませんでしたが/笑)、その偽クルーゾー(笑)はカウンターで『ライフ・イズ?』のパンフだけではなくポスターまでをも購入しておりました(笑)。
しかし、劇場に展示してあった出演者(ケビン・クライン、エルヴィス・コステロ等)の直筆サイン入り『五線譜のラブレター』の劇場用ポスターを見つけるや否や劇場のスタッフを捕まえ
「ねぇ、これ売ってくれないの?」
と、無茶なお願いを…(笑)
さて、このおっちゃん(帽子を取ったら、まるで『博士の異常な愛情』のマフリー大統領のようなツルツル頭であった!/笑)は果たして本当にクルーゾーマニアだったのか? それともただの映画のポスター大好きおじさんだったのか?(笑)…やっぱ人生は映画以上に面白いですね!!(と、オチもついたところでチョン☆/笑)
____________________
今日はお仕事お休みだったのですが、会社の歓送迎会がありまして夜から出動。
久しぶりのノミノミで楽しかったデス
ウルトラセブンの話もTさんとじっくりできたし(笑)
それではおやすみなさぁーい☆
『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方』を@有楽町
いやースゴイね、ジェフリー・ラッシュ!! もー完璧にピーセラになりきり!! まさかストレンジラブ博士(生き写し!)をカラー映像で見られるとは思わなかった!! 出演者とスタッフのピーセラへの“異常な愛情”をひしひしと感じられる怪作でありました
一番の見せ場は、ジェフリー・ラッシュ演ずるピーセラが肉親や妻、監督など周囲の取り巻きの人物に扮して独白するファンタジックなシーン。
そして劇中突然 その扮装で『ライフ・イズ?』のセットの中を歩き回ったりするのだ!!(その舞台裏がシークエンスを繋ぐブリッジとなっているという仕掛け)。
ピーセラの役を演じるだけでもスゴイのに、ピーセラが演じた役までも演じ、さらにピーセラが演ったことのない役までをもピーセラとして演じちゃうんだからその器用さにはただただ脱帽!!
それととんでもない存在感を放っていたのが、ピーセラ2番目の妻 ブリット・エクランドを演じたシャーリーズ・セロン!!
出演シーンはそれほど多くはないのですが、その美しさにピーセラだけでなく二代目淀長もメロメロ(笑) これがあの『モンスター』ですかぁ!? ちょっとファンになってしまいそうデス(笑)
印象的なシーンはラスト、雪がしんしんと降る積もる路上でただただ立ち尽くすピーセラ…その姿はとても54歳には見えず破棄のない老人のようだ。その姿を見たブレイク・エドワーズ監督はピンク・パンサーの続編の制作を諦めたという…なんとも映画以上に映画的なラストシーンであった(ま、映画なんですけどね/笑)。
かつて「人生は転げるほどにオモレー」とRAPした奴らがいたが、ピーセラの人生は映画以上に波瀾万丈なものだった。だけど演じるという行為そのものが彼にとっての人生であり、そのことに至上の喜びを感じていたに違いない(美女をはべらせたり、スポーツカーをぶっ飛ばすことよりも)。決して彼は“空っぽの器”なんかではなかったのだ。
帰り道、サントラとして劇中流れていたトム・ジョーンズが突然聴きたくなっておもわずベスト盤を買ってしまいました@東京駅構内 『ライフ・イズ?』のサントラ盤、リリースされないのかなぁ?
それと同時上映されていたココリコ田中によるショートフィルム『Inspector Clouseau』についてもちょっと触れておこう。
クルーゾー警部の名シーンをココリコ田中が再現しただけのホントあっという間の短編映画だったのですが、劇場では誰もクスリとも笑っていませんでした…(苦笑) やっぱやっつけ仕事はイカンね
これじゃあクルーゾーファンが怒りクルーゾー(狂うぞ)!!(広川太一郎風に/笑)
____________________
で、最後に劇場で見かけたクルーゾー警部についてお話ししておこう(笑)。
私はちょこっとだけクルーゾー警部を意識してベージュのコートを羽織り、黒い帽子を被って観に行ったのですが(笑)…そこでさらなる強者を発見!!
なんとトレンチコートに羽根付きのブッシュハット姿…という完全にクルーゾー警部を意識した初老の男性がおりまして(口ヒゲはありませんでしたが/笑)、その偽クルーゾー(笑)はカウンターで『ライフ・イズ?』のパンフだけではなくポスターまでをも購入しておりました(笑)。
しかし、劇場に展示してあった出演者(ケビン・クライン、エルヴィス・コステロ等)の直筆サイン入り『五線譜のラブレター』の劇場用ポスターを見つけるや否や劇場のスタッフを捕まえ
「ねぇ、これ売ってくれないの?」
と、無茶なお願いを…(笑)
さて、このおっちゃん(帽子を取ったら、まるで『博士の異常な愛情』のマフリー大統領のようなツルツル頭であった!/笑)は果たして本当にクルーゾーマニアだったのか? それともただの映画のポスター大好きおじさんだったのか?(笑)…やっぱ人生は映画以上に面白いですね!!(と、オチもついたところでチョン☆/笑)
____________________
今日はお仕事お休みだったのですが、会社の歓送迎会がありまして夜から出動。
久しぶりのノミノミで楽しかったデス
ウルトラセブンの話もTさんとじっくりできたし(笑)
それではおやすみなさぁーい☆