ピクサーの『カーズ』を観る。

約1年半前に公開された『Mr.インクレディブル』の時点で既に予告編を流していておりましたが…ついに待ちに待った新作がやってきたというわけです。

いやー、これは傑作ですよ☆

特に後半のドラマティックな盛り上がり方は解っていても観ていて涙しちゃったよ悲しいハート

しかしピクサーって どんどんディズニーっぽくなくなっているところが好感持てますね☆(笑)
むしろひと昔前のジブリっぽいっつーか…この路線を確立したジョン・ラセター(監督)はたいしたもんだ、ウン☆

それと作り手の“車愛(くるまあい)”もヒシヒシと感じられたし…これは車好きの方もそうでない方も楽しめると思いますよ。

特に「すげーなぁ」と思ったのは、車の擬人化というだけではなくて

車にちゃんと性差を出している

という点に驚いた。

ちなみにヒロイン・サリーは2002年製のポルシェ911なのですが、パッチリとした眼(ライト)、くびれた腰(ボディ)、キュッと締まったおしり(リア部。しかもタトゥー入り☆)…と、ちゃんと女性らしさが出ているところに感心しきりハート
まぁ、主人公のライトニング・マックィーン(レースカー)にスピードで釣り合うためにはポルシェくらいじゃなきゃね☆ それでなきゃデート(ドライブ)もできないわけだしラブ(笑)

で、オイラは前回の『Mr.インクレディブル』と同様、またも日本語吹替版で観てきたのですが(←いーだろっ!! 別に/苦笑)…マックィーンの親友となるメーターの声をぐっさん(山口智充)がやっていたのを最後のクレジットで初めて知ってこれまたビックリ!!
観ている時には全然気がつかなかったのですが、やはりぐっさんをぐっさんと思わせない、あの演技の幅というか器用さには感服致しました!!

それと日本語で観ていたので知らなかったのですが、オリジナルの方では物語のキーマンとなるドック・ハドソンの声をなんとあのポール・ニューマンがやっていたそうですね。
ポール・ニューマンといえばル・マンにも出た事があるレーサーでもあるわけですが(出たというかなんと2位入賞も果たしている)、それでもって主人公の名前がマックィーンでしょ?
ってことは、これは

ポール・ニューマンと故 スティーブ・マックイーンとの夢の共演でもある

わけだ(みなさんご存知の通り マックイーンもレーサーであり、『タワーリング・インフェルノ』では共演もしている)。

なんかこーゆー粋なキャスティングというか計らいもアメリカっぽいよね☆

ではでは、今夜はこの辺で☆