久しぶりに大好きな映画『ブルース・ブラザーズ』が観たくなって、押し入れからDVDを取り出して鑑賞。

この映画はよく「カットがつながっていない」とか言われがちなんだけど…そんなの関係ないね!!w

『ブルース・ブラザーズ』は物語や映画としての整合性よりも、グルーヴ感の方が優先されているんです!!(笑)

当時ジョン・ベルーシも薬漬けになっていて、撮影とかも大変だったと思うのですよ(苦笑)。

しかも、ミュージカル映画には不可欠な「口パク」ができない人ばっか出ているし(アレサ・フランクリンやJB)。

でも こうしてちゃんと観られて形になっているのは、ジョン・ランディス監督の編集とリライトの巧さなんだよな(脚本はダン・エイクロイドが書いたものに、ジョン・ランディスが映画として撮れるように手を加えている)。


ま、この3年後にMJの『スリラー』がジョン・ランディスによって作られ、いまだにMTVの金字塔みたいに言われているわけじゃないですかぁ。

『ブルース・ブラザーズ』は まさに『スリラー』の原点なんですよ!!w

そういう意味でも、もっともっと再評価されていい映画だと思う。


知らない人も多いと思うので説明しておくと、この映画はその昔 音楽の権利の問題うんぬんで 長い事 ソフト化されなかった伝説の映画だったのですよ(他にはジョージ・ルーカスの『アメリカン・グラフィティ』や、キューブリックの『時計仕掛けのオレンジ』等も)。

だからオイラは小学生の頃『ゴールデン洋画劇場』で録画した(しかもベータで/笑)吹替版(テレビ用にすんごいカットされていた/笑)をそれこそ擦り切れるまで観た記憶があります。

ちなみに『ブルース・ブラザーズ』吹替版のキャストは…

ジョン・ベルーシ:せんだみつお

ダン・エイクロイド:小野ヤスシ

だったなぁ~(この日本語吹替は とんでもなく酷い事で、もはや伝説化している/苦笑)。

あ、そうそう!! バブルガム・ブラザーズによる…

ジョン・ベルーシ:ブラザー・トム

ダン・エイクロイド:ブラザー・コーン


っていうバージョンもあったね!!(笑)

っつーか、覚えてない人もいると思うけどWON'T BE LONG』が売れる前のバブルガム・ブラザーズは ブルース・ブラザーズのパロディとして活動していて(既に名前がパクリですが/笑)、ちゃんと同じ衣装(黒装束にレイバンのウェイファーラーというスタイル)で歌っていたんだよねぇ~♪w


未見の人は必見!!

さぁ、ジェイクとエルウッドと共に ゴスペルから始まり『監獄ロック』で終わる、アメリカの音楽史を辿る旅に出よう!!