NHKのドラマ『TAROの塔』全4話を見終わる。

結局 4話とも毎週泣きっぱなしで、最終話を見終わった時には 衣服まで濡れるくらい泣いていた。


『TAROの塔』は岡本一平・かの子、そして岡本太郎・敏子の「血」の物語だ。

かの子を支えた一平、そして太郎を支えた敏子という岡本家の繰り返される「血」の歴史と、太陽の塔 完成までの軌跡を並行して描いた 大森寿美男の脚本は緻密でかつ秀逸だ。

そして実在の人物である「べらぼう」なる巨星・岡本太郎を前にして、それらと真摯に向き合い、丁寧にカットを重ねて本作を作り上げたスタッフそしてキャストのみなさんに感服した。


DVDも発売される事が決まったようなので、アーティストやクリエイター、もしくはそれらを目指していた人には是非とも観て頂きたい。きっと涙無しでは見られないはずである。

ちなみにNHK総合では 4/2に最終回が放送されるので、未見の方は1話分だけでも必見なので要チェックです。