戦後初めての小津監督作品。

戦争孤児の話なのだが まだ焼け野原が残る風景はなんとも痛々しい。そして終戦間もない頃の茅ヶ崎の風景もフィルムに残されている。海の景色だけは今も昔も変わらないんだな、コレがw

で、特筆すべきは みんなでお茶碗をチャカポコ叩きながら笠智衆が「のぞきからくりの唄」を唄うシーン。これが秀逸!! そしてすごいグルーヴ感!!w 



『彼岸花』でも詩吟を披露していたが、笠さんって見た目に寄らず(失礼)めちゃくちゃ歌うまいよなぁ♪w

歌の途中で箸をクッと上げるところなんか、まるで

ジミー・ペイジのバイオリン奏法

みたいでカッコイイじゃないか!!wwww


それとラストもシンプルながら じぃぃんとくる。小津さんの子供たちへの愛と 終戦間もない日本への希望が感じられる名シーンになっているし、飯田蝶子の演技も素晴らしい。

ちなみに 飯田蝶子が劇中「母やん(かあやん)」と呼ばれているのに、いちいちドキッとしてしまう かーやんなのでした(笑)。


★★★★☆


(2014.2.12 一部改稿)