いきなり前作『続兵隊やくざ』のエンディングからスタートする完全なる続編(3作目)。 

脱走したはいいけど、他の部隊に見つかって編入→ふりだしに戻るという、この映画のパターンが だんだんわかってきたw 

しかし この映画は 巧妙なストーリーで引っ張るというよりは、大宮一等兵(勝新太郎)有田上等兵(田村高廣)のキャラクターの魅力で牽引されている。 

そういう「キャラ立ち」の物語という点では 『けいおん!』とよく似ているな(爆っ)。

大宮だったら、大将(有田)だったら、こういう局面で こういう行動をとるだろうなという原理に基づいて脚本が書かれ、世界観が描かれている。あながち冗談でなく、そんなところは非常に『けいおん!』的だw 


突拍子もない展開もあるのだが、個人的には2作目よりも好きかも☆ 

『兵隊やくざ』とは決して 元渡世人の大宮の事だけを指すのではなく、兵隊という家業のやくざっぷりをも表していたというわけだ。 

若き日の藤岡琢也玉川良一もなかなかいい味を出している。それと憲兵演じさせたら世界一の成田三樹夫の演技も素晴らしいw 一見の価値ありの一本。 


暴力と解放のカタルシス…これこそが「映画」だ。