初めの30分を観て退屈な映画だと思っていたのだが、結局最後まで観られたw

映画としては お世辞にも良い出来ではなかった。しかし、赤塚不二夫を演じた浅野忠信の演技だけで充分に楽しめた。

本作は 脚本や演出が優れていなくても、浅野忠信という俳優の演技だけでも充分に映画の「牽引力」としてなり得るという事を証明してみせたような作品だw

作品に花を添えるために編集者を女性(堀北真希)に変えたりと、事実とは異なる点も多々あり。

でもまぁ、それはそれで「これでいいのだ!!」という事かw

浅野君の演技も良かったのだが、個人的に赤塚不二夫役は 妻夫木聡にやってもらいたかった。

『おそ松くん』なんかを描いてた若い頃の赤塚先生は紅顔の美少年で、今だと妻夫木君に似ていたんだよなーw

★★★☆☆