前回ご紹介しましたテレビ映画『激突!』の続編…ではありません(苦笑)。タイトルには「続」とありますがw

スティーヴン・スピルバーグの劇場長編映画の記念すべき第1作目(『激突!』は米国ではテレビ映画として放映)。74年。

実は初見だったのですが、観て第一印象は

「なんでこんな素晴らしい映画を40年間も観ずに過ごしてしまったんだろうか」

という後悔w

なんかオープニングから「やたらと佇まいの良い映画だなー」(←オイラが映画を褒める時によく使う表現w)と思っていてエンド・クレジットを見たら、撮影監督がヴィルモス・ジグモンドだった!! スピルバーグとは後に『未知との遭遇』でまたタッグを組むが、70年代のアメリカン・ニューシネマを牽引した伝説的な名キャメラマンである。

とにかく移動撮影やカメラワークが流麗で美しく、はっきり言ってしまうと一部の隙もない。なので一度見始めてしまうと目を離す事ができないというか、瞬きすらも惜しいと思えてしまうw

それと特筆すべきは、本作が初タッグ作であり、これ以降全てのスピルバーグ監督作品のスコアを手掛ける事となるジョン・ウィリアムズによる劇伴だ。後の特徴的なオーケストレーションとは異なり、素朴な感じの曲調で非常に好感が持てた。あまりにも今の作風が違いすぎるので、エンド・クレジットでジョン・ウィリアムズの名前を確認するまでは 他の人が作ったのかと思っていたぐらいだw


内容は、ちょっとばかし頭のイカれたバカップルが刑務所を脱獄して、里子に出されてしまった自分の子供の親権を取り戻すべく パトカーをカージャックしてシュガーランドに向かうという、現代のボニー&クライドというか、そんなノーフューチャーなロードムービーである。最後の方はまるで24時間テレビのマラソン中継のようになっていたが…wwww

これを見ているとよくわかるのは、KYなバカップルって時代に関係なく存在するんだなーってw なので、今見てもあまり違和感のない内容になっている…つまり時代性を感じさせない作りになっているのがミソであり、それは その後のスピルバーグ作品に共通する大きな特徴にもなっている。

で、そのバカップルの女の方が、ゴールディ・ホーン!!(別名:ブルーチップねーちゃんwwww)

逆算してみたら、この当時で29歳ぐらいだった!! へぇ、この人って結構遅咲きだったんだねぇ。って事は『プライベート・ベンジャミン』の頃で35歳…えらい若作りというか童顔だねいw

と、思ってよくよく顔をみたら、この頃のゴールディ・ホーンって なんだか

安達祐実

に そっくりじゃねぇか!!wwww


では最後に オイラがベタ褒めした本作で、ひとつだけ残念なお話をしておこう。それは

「あなたが今まで観た映画で一番好きな作品はなんですか?」

と聞かれた時に

「はい、『続・激突! カージャック』です」

と答えるのが、いささか恥ずかしいという事かwwww

ちなみに原題は『The Sugerland Express』である。

誰だ!! 続編でもないのに、こんな変な邦題をつけた奴は!!(苦笑) 責任者出てこいっ!!w


★★★★★(←ひょっとしたら、これがスピルバーグの最高傑作なんじゃないか!?w 今後はこれを基準として採点せねばw)