シリーズ第7弾。公開当時('78年) 『未知との遭遇』が流行り、ピンクレディーや矢追純一がブームになったからなのか、UFOネタからスタート。いきなり時事ネタであるw

それにしても 本作は今まで見てきたシリーズ7本中でも屈指のつまらなさだった(苦笑)。 その理由は非常に はっきりとしているので、この場を借りて述べる事にする。


ワッパのライバルが不在

本シリーズでは毎回桃次郎(菅原文太)のライバル(トラッカー)が出てきて、激しいバトル(レース・喧嘩)を繰り広げるのが 定番というかクリシェになっているのだが、今回は何故だかその最強ライバルはおらず、桃次郎の恋のライバルのみが出てくる。

それが東映の大部屋俳優・川谷拓三なのだ。今までのライバルゲスト・佐藤允や梅宮辰夫、千葉真一、若山富三郎などと比べると小物感は否めない(苦笑)。 つまり本作はシリーズでの大きな見せ場を欠いているのだ。

松下一家消失w

本作では 桃次郎の相棒「やもめのジョナサン」こと松下金造(愛川欽也)の家族(奥さん役の春川ますみ&9人の子供たち)が出演していない(写真のみで登場)。

それまでは毎回必ず出ていたのに いきなりいなくなってしまった事で「見慣れた風景」が喪失し、物語に安定感がなくなったというのもあるかと思う。そういえば前作あたりからジョナサンの浮気癖が出てきているよなー。トラック野郎シリーズの良心というか、かぁちゃん一筋の一穴主義と思っていただけに なんだかザンネソw

ついにトルコシーンがカット!!wwww

シリーズも7作目となり、空前のデコトラ(プラモ)ブームもあってか、すっかり老若男女のアイドルとなってしまったトラック野郎も初期の頃と比べると だいぶエログロ度が低下w

始まって1分33秒でトルコ風呂のネオン看板までは出てきたのだが、結局内部にカメラは入る事なく そのまま終了(苦笑)。シリーズでは4作目以来のトルコシーン無しの回となってしまった。これもまた「見慣れた風景の喪失」のひとつであるw


第三の男、登場

今までは桃次郎とやもめのジョナサンのバディものとして続けてきたトラック野郎シリーズだったが、本作でついに新レギュラーが登場。

それが せんだみつお(三番星玉三郎)なのである(苦笑)。

これがまた酷い…っつーか、とんでもなくウザイ!!w なべおさみや 湯原昌幸、左とん平などと並ぶ腰ぎんちゃく感が見ていて なんともイラつくのだw

まぁいくら人気シリーズとはいえ マンネリ化を避けるためからか、手を替え品を替えで いろいろと試行錯誤していた形跡が見られる。それにしても あのせんみつのテッカテカの脂顔が心の底から気持ち悪ス!!(苦笑) 今だったら出川哲朗とか上島竜兵の立ち位置だよな、完全にw


そんなこんなで見ていて結構苦痛だった本作だが(苦笑)、ひとつ特筆すべき点は女優陣の奮闘である。

今回のマドンナは原田美枝子。これが今でいうと蒼井優的な可愛さ!! まさにピュア&イノセントの極みである(しかーし、オパーイはデカーイ☆w)。

それとコメディリリーフとして とんでもない怪演を披露した樹木希林に、さすらいのストリッパー・ジプシーマリー役の亜湖も実に いい味を醸し出していた。

なので特別に…許すっ!!w


★★☆☆☆