チャウ・シンチーを世界的に一躍有名にした出世作。

良く言えば、実写版ドラゴンボール

悪く言っても ドラゴンボールだよな、これはwwww

少林拳を世に広めたいという気持ちをギャグにしたら こうなるのだろうが…意外とマジなんだろうね、チャウ・シンチーは(苦笑)。

偽ブルース・リー映画って星の数ほどあるけれど、こいつもまたこの系譜上にある映画なんだろうなぁw

以前『カンフーハッスル』のレビューでも書いたが、チャウ・シンチーの映画の根底に流れるのは

名も無き人たちの(覚醒)物語



全編に漂う昭和テイスト

だw

それにカンフーとサッカーくっつけたら こうなっちゃいました、みたいなw

そういえば 途中『プライベート・ライアン』のパロディがあったなー。ブルース・リーはもちろんの事、スピルバーグへのリスペクトも感じるんだよね、チャウ・シンチーからは。『ミラクル7号』なんてまさに『E.T.』へのオマージュだったし。


しかし観ていてストーリー以上に気になったのは、監督のライバル(サッカー界の実力者)がどう見ても真樹日佐夫にしか見えなかったw

そしてチームメイトのおデブちゃん(『カンフーハッスル』にも出てたなー)は、ジェット・ダイスケさんに似て蝶だったwwww

で、サッカー選手として覚醒したチャウ・シンチーの姿は、ゴン中山にしか見えなくなってきたw

個人的には『カンフーハッスル』の方が好きだったかも。でも これはこれで良いw 基本バカだけど(苦笑)、真摯な映画愛を感じる。


★★★☆☆