はい、前回は必要最低限の機材をご紹介しました。

必須なのは「iOSデバイス+djay」「スプリットケーブル」「スピーカー」「ヘッドホン」なので、最小構成でやるとなると…

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こんな感じになりますw

スプリットケーブル2000円、スピーカー3000円、ヘッドホン3000円といったところでしょうか(ヘッドホンはスマホ等で使うマイク付きの三芯のものではなく、二芯のミニジャックのものを使用してください)。

これだけあれば一応DJはできますw


で、今回はツイキャスでのDJ中継に必要な機材をご紹介します。

④ ミキサー

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今使っているミキサーは ベリンガーのXENYX 302USBです(下の台はレゴで自作しましたw)。

とんでもなくコンパクトでリーズナブル。USBによる給電が必要なので、外で使う際にはモバイルバッテリーに繋げばオッケーです(実はパソコンに繋げば給電だけではなく、そのままオーディオインターフェイスにもなるというスグレモノ)。

これでスピーカーとツイキャス用の音に分けます。そしてこれによりマイクを通してのMCも可能になります。


⑤ オーディオインターフェイス

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前述の通り、ノートパソコン等に繋いでツイキャスする場合はそのままXENYX 302USBをオーディオインターフェイスとして使えばいいのですが、iPhone等 iOSデバイスに繋いでツイキャスをする場合には、iOSデバイスにDJのマスター出力をインプットしなくてはなりません。

その際に必要になるのが、TASCAMの iXJ2です。ちなみにこのデバイスはDockケーブル(30ピン)対応品なので、Lightning端子専用のiOSデバイスをお使いの方は別途変換コネクターが必要となりますので ご準備ください(値は張りますが、変換コネクターは必ずAppleの純正品を使用してください。音声データは純正コネクターでないとまず送れないので)。

これでLightning経由でツイキャス(iOSデバイス)に音声を送ります。マスターボリュームもついていますし、miniUSBによる給電(iOSデバイスへの充電)もできるので、長時間中継にも対応できて便利です(入力は2系統有り)。


⑥ 三脚&クリップワイコン

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で、自分は iXJ2からアウトプットされた音をiPhone5に繋いでツイキャス中継しています。

その際にiPhone5のインカメラには、クリップ式のワイドコンバージョンレンズをつけています(音声のみで中継する場合には必要ありません。これがなくても普通のインカメラでできるのですが、画角が狭いのであった方が便利です)。

最近はいろんなメーカーから出ていますが、今はこれを使っています。安価でオススメです。

そして外から中継する場合は そのiPhone5を画像のように三脚に固定して中継しています。ちなみに この三脚は1000~2000円ぐらいの安価なものです。三脚を選ぶ際のポイントは iPhoneを挟むためのねじ穴付きクリップ(別途必須)をつけてデバイスを縦にして撮影するので、三軸の雲台もしくは自由雲台がついた三脚を必ず使用してください。

ちなみに室内等から中継する場合には三脚ではなく

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こんなものを使ったりもします。

テーブルか何かにクリップで挟んで、そのままiPhoneを固定できるスグレモノ。フレキパイプで自在に位置調整もできます。DJ以外にもベッドサイドなんかで寝ながらスマホが使えるので便利ですよw


⑦ マイク

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マイクはミキサーに咬ませて使います。自分はスカイプ等で使えるパソコン用のマイク付きのヘッドホン(ミニジャックタイプ。間違ってUSB接続タイプのものを買わないように気をつけてください)をヘッドセットのようにしてMC用に使っています。2000円ぐらいで買えます。

ちなみに このタイプは折り畳めて持ち運びにコンパクトなのでオススメです。



【まだつづく】w