レジェンダリー版を観て、あらためて初代を観たついでと言ってはなんなのですが、2作目の『ゴジラの逆襲』も観ちゃいましたw

初見だったのですが…まぁ普通でしたw

もうさぁ放射能とかあんまり関係なくなっちゃって、ただただゴジラとアンギラスがキャッキャウフフでイチャイチャしているというかプロレスしているというかwwww

やっぱ一番エッジがきいているのは初代だけだったんだね(苦笑)。

それもそのはず、2作目となる『ゴジラの逆襲』は前作の大ヒットを受けて なんと半年後に公開され(撮影期間は たったの3ヶ月!!)、監督は本多猪四郎ではなく、音楽も伊福部昭でもない、本当に突貫工事で作られたゴジラなのだ(まぁ佐藤勝の音楽もそれほど悪くはなかったが)。

それと半年前に東京が破壊されたばかりだし、関西方面のお客さんもたくさん劇場に呼びたいから「とりあえず大阪壊しとくか」的なノリで舞台は大阪にw

刑務所からの移送時に脱走した囚人の事故によりゴジラが大阪上陸してしまったくだりや、死亡フラグとなる写真を残して唐突に特攻してしまう千秋実など、前作と比べると設定に無理を感じた(苦笑)。

ラスト氷の中に閉じこめられたゴジラというストーリーは、これ以上ゴジラを殺したくないという原作者・香山滋の意向だったらしいが、今となっては「殺さない事によって、こうしてまた続編が作れた」というわけであるw

まさに東宝のドル箱伝説のはじまりとも言えようw

ちなみに この映画レビューのコーナー「二代目淀長(襲名予定)の逆襲」というタイトルの元ネタは、この『ゴジラの逆襲』ですw


★★☆☆☆