ルトガー・ハウアー主演のアメリカ映画。'90年。

ベトナム戦争時に失明し盲人となった主人公が 仕込み杖1本で悪の組織に立ち向かうという…要は『座頭市』のアメリカ版リメイクなのだが、ちゃんと勝プロの許諾も得て クレジットには笠原良三(原作)の名もある。

でも 途中からは帰還兵仲間の子供を連れてのロードムービーとなり、座頭市というよりは『子連れ狼』みたいになっちゃうのはご愛敬wwww

目が見えないのに車を運転しちゃって おまけにカーチェイスまでしてしまうという無茶苦茶ぶりが むしろ痛快な1本w

荒唐無稽な話ではあるのだが 結構素直に楽しめ、哀愁の漂うラストも良かった。

クライマックス、突然ショー・コスギが出てきて一騎打ちのチャンバラシーンがあるのだが、そのショー・コスギが どう見ても『ロボコップ3』のオートモ(日本人型ニンジャロボ)にしか見えなくて笑えたw


★★★☆☆