岡本喜八監督、’86年の作品。原作は筒井康隆。

岡本喜八なのに大映製作松竹配給、なのに撮影は東宝(スタジオ)でおこなったという 今となっては珍品中の珍品。大映らしさや松竹っぽさは皆無、完全に東宝カラーであり、生粋の岡本映画だったw

でもこうなったのも五社協定がなくなり時代の流れ…ある意味、監督としては一番不遇だった時代の作品なわけだが、今観るとなかなか面白い。むしろ80年代当時は正当に理解・評価されなかったのではなかろうか。 30年早かったなw

しかし この面白さは映画としての面白さというよりは、音楽映画としての面白さであり、岡本喜八作品としての面白さなんだろうなぁ。本作を観る前に『ああ爆弾』を観ておくといいかもしれない。この独特のビート感は岡本喜八じゃないと出せないよな。あとこれができるのは日本では古澤憲吾ぐらいかw

古谷一行、財津一郎の演技がとにかく良い。そして殿山泰司や本田博太郎らのバイプレイヤーたちの名演もキラリと光っている。

これ観ていると なんだか自分も一緒にセッションしたくなってくるよね♪w これぞ、ジャズ好きな喜八っつあんの面目躍如かw


★★★★☆