人気シリーズ第2弾。

エンタメ性と社会派度がグッと向上。言うなれば『エイリアン』と『エイリアン2』みたいな関係かw

三國連太郎やバイプレイヤー陣の演技がキラリと光る逸品。丹波哲郎や小林桂樹の起用などベタなキャスティングも見受けられるが、伊丹監督はあえてしっかりとした演技のできる存在感のある役者を配置する事で、映画の質感を一段も二段も上げる事を優先しているものと思われる。前田米造の撮影も素晴らしい。

この後、伊丹十三監督は自ら『~の女』シリーズを撮り続け、作風はハウトゥ感と社会性をより増し、伊丹の映像作品の原点ともいえるドキュメンタリー的要素も抱えていくようになる。ある意味、転換期となった作品とも言えよう。


★★★★☆