ハウトゥ物もここに極まれりか。
話としては業界裏話・実録物風で面白いのだが、映画としてのカタルシスは弱め。
ほとんどのカットが俯瞰気味で引きの長回し。
ちょっと脚本とセットと役者の演技に頼りすぎている感があり。
そのため映画としての質感を犠牲にしている感じは否めなかった。
ただし社会性とエンタメの融合という難しい課題に毎回取り組んでいた事は貴重であり、後期伊丹作品を語る上ではキーワードとなる。


★★☆☆☆