庵野秀明総監督『シン・ゴジラ』観了。
駄作ではなかったが、正直言うと つまらなかった。

まずポリティカル・アクションとしても、ゴジラ映画としてもカタルシス不足気味だ。真面目に作り過ぎた感有り。もっとエヴァみたいに荒唐無稽でも良かったと思う。だってこれは「(ゴジラ)映画」なんだから。まぁ平成ガメラと同じようなもん作ってもしょうがないだろうという気持ちもわからないではないが。

それと本作を観る前に予習として初代『ゴジラ』を観る必要はない(もちろん観ておいて損になる事はないが)。むしろエヴァンゲリオンや岡本喜八監督作品を観ておくと良いだろう。庵野監督も大絶賛している『日本のいちばん長い日』とか『激動の昭和史 沖縄決戦』とか。作中にも岡本喜八オマージュ有り。

そして 真(シン)のゴジラとはおそらく人間なのだろう。
IMAXの巨大画面に超クローズアップで映し出された大杉漣や渡辺哲、柄本明に余貴美子の顔面はまさしくゴジラ以上の迫力があったwwww

なんか けなしてばかりなので(笑)、最後にいくつか褒めておこうw
主演の長谷川博己は好演だったと思う。彼がいなかったらこの映画はただのオールスターキャスト映画に終わっていたかもしれない。
それと鷺巣詩郎のスコアだけでなく伊福部昭にもオマージュを捧げたのは正解だったと思う。その要素がハリウッド版ゴジラ(ギャレス・エドワーズ版)には欠けていたからなんとも消化不良だったんだよなーw

★★☆☆☆