5があんな形で終わった事をスタローン自身、いやロッキーは納得できていなかったのであろう。
16年ぶりにジェイソンのように蘇ったロッキーは既に還暦で、現役チャンプと真っ向から闘おうだなんて そもそも馬鹿げた話なのだが…いいんだよ、それで!! だってこれは「映画」だもんっ!!wwww
この40年の間にロッキーは様々なものを失ってきたが、ついに最愛の妻・エイドリアンまで亡くしてしまい失意のうちにいた。
残ったのはボンクラ義兄ポーリーと、おっきくなった2匹の亀かい…と思っていたところに突如復活したリトル・マーリー!! あの1作目でタバコ吸ってたクソガキがまさかこんなタイミングで、しかもキーパーソンとして登場するとは!! マーリーが車の中で初めてロッキーに対して進言するシーンは素直に泣けたもん。なんか今の自分の状況と重なっちゃってね…。
そしてマーリーの息子・ステップスやジュニア(実の息子セイジ・スタローンではないのだが)等 新世代キャラもそれほど重要な役ではないのだが 良いアクセントになっていた。
はっきり言って良作だったので未見の方は観てみると良い。もう1作目とこれだけ観てもいいんじゃねってwwww スタローンの監督としての手腕も見事なものだったし、ちょっとポッチャリとして円熟味を増したスタローンの姿はまるでロバート・デ・ニーロのようだったw
まぁひと言でいうと「粋」だよね。ちゃんと1作目を踏襲した終わり方になりつつも、ただのレトロスペクティブに終わらなかった事が最大の勝因だったのかなと。
だが これでロッキー・サーガはまだ終わらず、ここからが新たなスタートだったりするのだwwww
★★★★☆