刑事コロンボ「構想の死角」観了。

実はこれスティーブン・スピルバーグの長編処女監督作品。
以前はスピルバーグのデビュー作といえば、一般的にはテレビ映画『激突!』(1971年)という事になっていたが、近年では『刑事コロンボ』がシリーズ化されてからの第1作目(通算3作目)「構想の死角」(1971年)がスピルバーグの初監督作品と言われる事が通例になっている(ちなみに劇場長編映画の初監督作品は『続・激突!カージャック』(1974年)である)。

演出はヒッチコックっぽくもあり、劇伴もバーナード・ハーマンっぽかった。スピルバーグおなじみの人物のクローズアップ等も多用されており、これがスピルバーグの原点なんだと思って観ると より感慨深い。犯人があっさりと罪を認めてしまうラストは何か物足りないものがあるが、それも処女作ゆえのご愛敬かw

コロンボを手掛けた時、スピルバーグはまだ若干25歳。一説によると スピルバーグはユニバーサル・スタジオに潜り込んで、勝手に空き室に自分のオフィスを作り、自らを売り込んで仕事を得ていたという逸話もw スピルバーグ好きの人だったら、見ておいて損のない1本だ。

そう、全てはここから始まったのだから。

★★★☆☆

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