映画『パラサイト 半地下の家族』を観てドキッとした。
というのも スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』へのオマージュが感じられたからだ。
その話をあまりネタバレにならない程度にちょこっとお話しを。

お金持ち一家 パク家の末っ子・ダソンは まるで『シャイニング』のダニーのように描かれている。歳の頃もどうやら同じくらいで、なんだか名前も似ているしw
しかもまるでシックスセンスも持ち合わせているような描写もある(でも本当は…その先は劇場でw)。

それと決め手になったのは、アメリカン・インディアン(ネイティブ・アメリカン)の件だ。
映画『シャイニング』では ほのめかす程度で それほど強調して描かれてはいないのだが、原作ではオーバールック・ホテルが建っている場所は かつてインディアンが大虐殺された地である事が語られ、その上にお建ってられたホテルで のちに二度に渡る惨劇が繰り返されるという、因縁曰く付きの呪われたホテルであるという事。
まぁお金持ちの家は高台にあったしね。まさに上から下を見下ろす(見下す)オーバールック(展望)なわけだし。

それとついついキューブリック的視点だけで語ってしまったが、よくよく考えたら ここでアメリカン・インディアンがモチーフとなっているのにはレビューの回で述べた「多層構造」が起因しているんだった。

お金持ち→高台の豪邸→侵略した西洋人(上層)
貧困層→半地下→虐殺されたインディアン(下層)

という構図もあった。

そういう細かい描写とかが気になって『ジョーカー』は2度観に行ってしまったのだが、この『パラサイト』も他にも探せばまだまだ深く掘れそうな何度も観たくなる映画だ。

他にもキューブリック・オマージュを見つけたのですが、それは映画の核心にちょっと触れてしまうネタなので、それは自分で探してくださいw

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