かーやん☆ブログ

DJ karyangという名でDJもしております。から揚げ51個おじさん。

兵隊やくざシリーズ

新兵隊やくざ 火線

シリーズ最終9作目。

兵隊やくざなのに東宝!!…なんでやねんと思ったら、コレって勝プロ製作なのね(なので東宝らしさは微塵もなく、大映映画の泥臭さ全開!!w)。

しかも初のシリーズカラー作品!! カラーで大宮と有田を見られるだけでも感涙もんだねい☆w


でもさぁ、大映じゃないのに コレをシリーズに入れちゃっていいものなのかねぇ?

まぁ 監督も1作目の増村保造だし、大映女優の安田道代(現・大楠道代。『兵隊やくざ大脱走』にも出演)も出ているし、原点に戻った1作目のセルフリメイクって考え方もできるよな。

つまり007でいうところの『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(『サンダーボール作戦』のアメリカ版リメイク)みたいなんもんだなw


それと本作は シリーズで唯一時間軸の異なる作品であるところもポイントだ(1~8作までは一応話が繋がっている)。

これってさぁ、実は何気に『けいおん!』と 映画『けいおん!』の関係(映画版は時間軸が卒業以前に戻る)と一緒だよな!!w


で、本作最大の笑いどころは、劇中曲がなんかプロコル・ハルムの『青い影』のイントロみたいなメロウなオルガン曲で、それが掛かるとなんか笑っちゃうんだよね~w 作品の雰囲気とちっとも合ってなくてw

それと 宍戸錠と大滝秀治の演技がちょっとウザかったw

まぁはっきり言ってしまうと 70年代に『兵隊やくざ』は既にアナクロだったと思うんだけど、それをこうしてカラーで復活させちゃうっていうのも、前述の通り 勝プロ製作というところから察しがつくように、勝新さんの熱意なんだよなぁ~☆

この人は自分で監督して『座頭市』も復活させちゃったり、俺節・俺汁全開なわけだが…まぁそこが良いのである☆w

兵隊やくざ★強奪

ついにシリーズ8作目。

話はやはり前作からの続きで、終戦直後の満州から始まる。

しかし今回は大宮・有田のバディでの活躍は少なく、爽快・痛快感はやや低め。

戦争映画というよりも『スリーメン&ベビー』(笑)。

それでも最期まで見せちゃうのは やはり田中徳三監督の安定した演出のおかげかw


んでもって、タイトルの間になんで★が入っちゃうのかは 最大の謎w

おそらく つのだ☆ひろ とか ダイヤモンド☆ユカイ的な世界観なのだろう(苦笑)。

兵隊やくざ 殴り込み

これでもう…第何弾?w 7作目かーw

ひまし油で魚のフライを揚げて みんな下痢になるくだりとか笑えた☆w

戦場という生死の狭間で 食べる事や女を抱く事にみんな精一杯!!w

はじめ なんで有田は転属を命ぜられて脱走しないのかと思っていたのだが、大宮に送った手紙の内容を知って納得。やっぱ策士やね、有田上等兵は!!w

クライマックス、大宮がたったひとりで敵地に乗り込みマシンガンをぶっ放すシーンは まさにランボーそのものだよ!!w 今見ても迫力あります!! ラストも痛快痛快!!

それと上官を演じていた細川俊之が男前でかっこよかった☆

で、このシリーズも本作でいよいよ終戦を迎えたわけだが、確かあと2作あるんだよね?w どーなるのぉ!?w

兵隊やくざ 俺にまかせろ

またもや勝新さんのウルトラ・バイオレンスが炸裂の第6作目。もうここまで来ると誰にも止められないので「お前にまかせられない」

5作目までは前作のラストが次作の冒頭にという連続性のある作りだったのに対して、何故だか6作目からは独立した物語としていきなりスタートしている(大宮・有田の今までの設定は引き継いでいるが)。 

今回は勝新さんが、相手が上官だろうが参謀だろうが ただただひたすら ぶん殴る、ぶん殴る!! 喧嘩だらけの90分!!

それでもまぁ 爽快感とカタルシスはあるからいいんだけどねw 

クライマックスのトーチカでの攻防戦は結構迫力あるよ。『プライベート・ライアン』にも全然負けてないしw 


しかし若い頃の勝新さんの暴力シーンを見ていると、ビートたけしのそれによく似ている事が分かる。 

やっぱ彼も勝新さんから多大な影響を受け、リスペクトしてんだなー。

兵隊やくざ大脱走

しょっぱなから勝新さんのウルトラ・バイオレンスが炸裂の第5作目w 

根っからの女好きの大宮二等兵(勝新太郎)、しかし有田上等兵(田村高廣)とのBL的展開に毎回胸熱

そして「部隊にいる方が安全」と結局脱走してもまた編入というお約束のパターン(苦笑)。 

しかも本作では将校に化けて強引に(浪曲を披露して)編入という滅茶苦茶なお話w 

とはいえ、後半の救出作戦とゲリラとの肉弾戦のくだりは見応え満点だ。ホントまさしくザッツ・エンターテイメント!! 

それと元憲兵役の成田三樹夫のバイプレイヤーっぷりも必見。「有田…、俺は悪党だったな。今度生まれてくる時も、また悪党さ。じゃあな…」の台詞に涙。これぞミッキーのピカレスク・ロマンの神髄だ。 

で、本作のヒロインは 安田道代(現・大楠道代)。女賭博師シリーズでは 江波杏子の妹役とかやっていた、大映映画では好きな女優さんのひとり。 


戦争という 死と背中合わせの状況の中で生まれる強烈な生への欲求…それこそが戦争映画の、兵隊やくざシリーズの醍醐味だ。 

おそらく この映画を当時映画館で観た人は、胸を張って すがすがしい気持ちで劇場を出たんじゃないかなぁ? こういう映画って大事だよね。今の日本には皆無だけど(苦笑)。 

だからこそ こうして観ちゃうんだよね、昔の映画なんだけどw

兵隊やくざ 脱獄

やはり今回もちゃんと続編なのかー(律儀に3作目のラストから物語は始まる)。 

4作目というよりも「第4話」って感じだね。 

しかし大宮と有田の名バディっぷりは健在…っつか、むしろパワーアップ!!w BL好きの胸熱女子にも観てもらいたいな☆ww 


獄中という限られたシチュエーションの中での撮影・ライティングが素晴らしかった。 

「脱獄」というタイトルだが、実際の脱獄は1回だけ、しかも失敗w 

だが軍隊から脱するという事も「脱獄」。自由を勝ち取るという事も是即ち「脱獄」なのである。 


そしてゲストに中谷一郎。これにはシビレた!!w 岡本喜八監督の『独立愚連隊』を思い出しちゃった。軍人さんが似合うね、この人はw 

ピー屋の 小川真由美もいい味出してたね☆

ラストはベタではあるんだけど、結構好きかもw 

新・兵隊やくざ

いきなり前作『続兵隊やくざ』のエンディングからスタートする完全なる続編(3作目)。 

脱走したはいいけど、他の部隊に見つかって編入→ふりだしに戻るという、この映画のパターンが だんだんわかってきたw 

しかし この映画は 巧妙なストーリーで引っ張るというよりは、大宮一等兵(勝新太郎)有田上等兵(田村高廣)のキャラクターの魅力で牽引されている。 

そういう「キャラ立ち」の物語という点では 『けいおん!』とよく似ているな(爆っ)。

大宮だったら、大将(有田)だったら、こういう局面で こういう行動をとるだろうなという原理に基づいて脚本が書かれ、世界観が描かれている。あながち冗談でなく、そんなところは非常に『けいおん!』的だw 


突拍子もない展開もあるのだが、個人的には2作目よりも好きかも☆ 

『兵隊やくざ』とは決して 元渡世人の大宮の事だけを指すのではなく、兵隊という家業のやくざっぷりをも表していたというわけだ。 

若き日の藤岡琢也玉川良一もなかなかいい味を出している。それと憲兵演じさせたら世界一の成田三樹夫の演技も素晴らしいw 一見の価値ありの一本。 


暴力と解放のカタルシス…これこそが「映画」だ。

続 兵隊やくざ

勝新太郎田村高廣の魅力がギュウギュウに詰まった「兵隊やくざ」シリーズの2作目。 

ストーリーも1作目のラストから繋がっており、続編というよりは正統な「第2話」。なので 1作目から続けて観る事をオススメ致します。 

やっぱ大宮(勝)と有田(田村)との人間関係というかバックボーンを知っている方がより楽しめるからね。 


しかしホント勝新さんって中学生みたいだよな!!w 可愛らしいというか天真爛漫というか天衣無縫というか純真無垢というか、男でも惚れちゃうホルモンムンムンの魅力だね☆w 

それと 2作目から初めて大宮のナレーションが出てきてワロタ!!w 


しかし看護婦役の小山明子、綺麗だったなぁ~☆ 大宮が惚れるのも分かるよ。それと大島渚もwwww


日本にも こうした優れた戦争映画がある事をみんなにも知っておいてもらいたい。 

『フルメタル・ジャケット』や『プラベート・ライアン』もいいけど、こっちだよ、こっち!!w 

戦後から20年経って 日本人は自分たちの非を認めつつも、こうした映画を作る事で日本人としての誇りを誇示し、経済成長を遂げてきたのだ。 


それにしても 60年代の日本映画って本当に面白いな!!

大映映画の泥臭さと戦場との相性がバッチシだしw

2作目でこのクオリティの高さは立派。日本映画がまだまだ元気のあった時代の作品だ。


★★★★★


(2014.11.9 加筆修正) 

兵隊やくざ

いやー、なんでこんな面白い映画を今まで観ていなかったんだろう!!

『時計仕掛けのオレンジ』や『フルメタル・ジャケット』を超えたウルトラ・バイオレンスの嵐!! 見ていて本当に爽快!! これぞ映画のカタルシス!!

そして その暴力がまた 戦争の本質をより濃く浮き彫りにしていくという構図(まさに兵隊とやくざは紙一重というわけだ)。それと粗野でピュアな大宮(勝新太郎)と 理知的で現実を見据えた有田(田村高廣)との名コンビ…これは一見の価値あり、バディものの傑作だわ。

まぁ終戦から20年を経て こういう映画を作れるようになった事で、日本も過去の過ちを素直に認め、高度成長に突入していくというわけだな。


しかし こんなスクリーンからはみ出しそうな魅力を放った勝新太郎のような役者は もう二度と出てこないんだろうなぁ。

これはもう映像のリアリティーとかそういう問題じゃないんだよな。いくらCGとかで何でもできるようになっても 役者の演技(肉体)から発せられる「説得力」は演出や技術だけではどうにもならないんだ。そういう意味でも勝新さんみたいな役者さんがいた時代は映画にとっては幸せだったんだな、と。


今まで岡本喜八(東宝)や小津安二郎(松竹)にハマっていたが、最近よく観ている「女賭博師」シリーズをはじめ、大映作品の泥臭い面白さにすっかりハマっちゃいましたw


★★★★★
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