昨日ようやく封切られた デイヴィッド・バーン×スパイク・リーによるライブ映画『アメリカン・ユートピア』を本日劇場にて鑑賞。

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まぁはっきり言って 掛け値なしの傑作だった。是非とも大きなスクリーンで「体感」して頂きたい。

昨夜 トーキング・ヘッズのライブ映画『ストップ・メイキング・センス』を見直して それを予習としたのだが、『アメリカン・ユートピア』は まさにその「夢の続き」を見させられているかのような体験だった。
しかし『ストップ〜』の頃のような狂気じみた毒っ気のようなものは そこにはなく、人種や国籍、そしてジェンダーを超えたメンバーたちと楽しそうにダンスやセッションをしているバーンを見ていると こちらも何だか嬉しくなってくる。

すごいなーと思ったのが、そのバンドメンバーなのだが、コーラスだと思っていた人が突然流暢に楽器を演奏し始めたり、ギタリストだと思っていた人がギターを置いて、ダンスや美声をご披露したりと、とにかく変幻自在で皆芸達者!! まさに現代音楽の最前線で戦う多国籍軍だw

で、気のなったのはタイトルの『アメリカン・ユートピア』。UTOPIAの字が逆さまだ。ははーん、これは何かアイロニカルなものを示唆しているんだろうなーと思ったが、実際観てみると そういう要素も無きにしろあらずなのだが、それほど皮肉っぽくもなく、むしろ僅かではあるけれど「希望」に掛けてみようよという前向きな「人生讃歌」になっている。

そしてラスト「あの曲」で、最後は大号泣してしまった。ホント今野雄二や川勝正幸、ジョナサン・デミにも見せてあげたかったよ!!(『ストップ〜』へのオマージュ的カットもいくつか散見できました)

デイヴィッド・バーンは 今日もどこかで 今もマーチング・バンドと共に歩き続けている。そう、あのグレーのスーツ姿で。もちろん裸足でね。


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