『ロッキーVSドラゴ ROCKY IV』劇場にて鑑賞。

ロッキー&クリードシリーズを全て観てきた者として、これは見逃せないのである。それはもう親戚の法事に出るのと一緒www ロッキーファミリーはねぇ、それぐらい身近な存在だからw
要はコロナ禍で映画も撮れなくなって暇になっちゃったもんだから『ロッキー4/炎の友情』の未公開フッテージを使って1本作っちゃおうっていうリサイクル企画でして(笑)。
しかもその追加未公開シーンが42分も!! そして上映時間は94分…と聞いた時、我が目を疑った。誤植なんじゃねーかと。
そもそもオリジナルの『ロッキー4』の上映時間は91分である。じゃあ42分追加なら133分じゃなきゃおかしいじゃんかと。
いやいや、今回スタローンは元の『ロッキー4』を39分削って42分足しているのである…って、そんなに要らないシーンだらけだったんかいっ!!w
で、先に言ってしまおう。今回のディレクターズ・カットとも言うべき『ロッキーVSドラゴ』と『ロッキー4』どこがどう変わったのかというと
話自体は ぶっちゃけ あんま変わっていないwww
いや、厳密に言うと「受ける印象は変わっている」のだ。今回はその例をいくつか挙げてみようかと思う。
違い①: 国家間の代理戦争的要素を極力減らした
おそらくスタローンが今回『ロッキー4』を改変しようと思った最大の理由はコレであろう。
違い②: 宿敵・ドラゴの描き方
映画とは面白いもんで、フッテージは同じでも編集をちょっと変えただけでソ連の殺人マシーンのように描かれていたドラゴが実は国家に操られていた孤独なアスリートであったという風に見せる事もできる。これこそまさにクレショフ効果なのである。
そしてドラゴの描き方を変える事で『クリード2(炎の宿敵)』にスムースに繋がっていくという算段もあったかと思われる。
違い③: アポロの動機
ロッキーのかつてのライバルであり盟友のアポロがドラゴ戦に名乗りを上げる動機というのが 前作だと自らの保身のためというような感じで描かれていたが、新バージョンでは現チャンプである親友ロッキーの身を案じて率先して名乗り出たという事を強調するような改変がなされている。
今回はストーリーうんぬんよりもロッキー、アポロ、そしてドラゴの人物像により迫った改変であったとも言えよう。
違い④: 消えたロボットwww
ロッキーが義兄ポーリーの誕生日にプレゼントした謎のメイドロボの件は今回バッサリと割愛されてしまったwww

確かにあのロボと『ロッキー5』をシリーズの黒歴史であると指摘する人も多い(苦笑)。
でもねぇ…そうじゃないんだよ!!w ロッキーシリーズはねぇ「黒歴史も含めて歴史」なんだよ!!www 自分にとって都合の悪い事はなかった事にするだなんてダメ(それは映画だけでなく実人生も然り)。あの『ロッキー5』のストリートファイトがあったからこそ、名作『ロッキー・ザ・ファイナル』が成り立っているという事実を忘れてはならないw
結論: じゃあ今回の『ロッキーVSドラゴ』を観ておけば『ロッキー4』は観なくてもいいんだね…じゃあないんだよ!!w
『ロッキーVSドラゴ』は『ロッキー4』への理解をより深めるための「サブテキスト」だから。なのでロッキーファンは必見。ロッキーファンでなければ観なくても死にはしないから観なくても良し。以上!!www
★★★★☆
余談: 映画鑑賞帰りにガストに寄ったら『ロッキー4』の消えたメイドロボみたいのがたくさんいてワロタwww やはり36年早かったのか…w
