かーやん☆ブログ

僕は選曲家でも音楽係でもありません。DJです。

2023年08月

クリード 過去の逆襲


Amazonビデオにて『クリード 過去の逆襲』を鑑賞。

感想は『シン・仮面ライダー』の時と一緒だな。みんなが言うほど駄作ではなかった👍w
そして内容もシンカメと似てなくはない。
シンカメが「庵野秀明による俺ライダー」であったように、3作目となるクリードも「マイケル・B・ジョーダンが自ら監督をして描いた俺クリード」だったのかと。なので この世界線にはロッキーはいない。スタローンはプロデューサーとして名前を貸しただけで本作にはほぼノータッチだ(というよりはプロデューサーのアーウィン・ウィンクラーと作品の権利をめぐって決別してしまった模様)。
しかし思い返してみると、そもそもミッキー、アポロ、エイドリアン、ポーリーという主要キャラを次々と亡き者としてシリーズ内で葬ってきたのはスタローン(ロッキー)ではなかったか。それが今度はロッキーが本作で蚊帳の外に追い出された形になった訳だ。ある意味 自業自得であるw
それとスタローンも『ロッキー3』から自ら監督している事も踏まえると、マイケル・B・ジョーダン自身が監督をするようになったこの流れも必然的なものだったように思える。

ロッキーシリーズ そしてクリード前2作を楽しんで観てきたファンからしたらガッカリな内容だったかもしれないが、僕はあまりそう感じなかった。マイケル・B・ジョーダンが思い入れたっぷりのアドニス・クリードというキャラクターに厚みを持たせるべく新たな肉付けをして「新時代」を築き幕を閉じた事に好感が持てた。
アドニスの黒歴史とは、今回の対戦相手・幼なじみのデイミアンそのもの…つまり鏡写しの存在なのである(お互い鏡に映った自分の姿を眺めているシーンは象徴的だった)。もしかしたらアドニスもロッキーに拾われていなかったらダークサイドの側であるデイミアンと同じ運命だったかもしれないという…今回の3作目クリードはまさに「自分との闘い」であり、ロッキーシリーズから分離された純然たる黒人映画だったという訳だ。

とはいえ、ドラゴの息子・ヴィクターの再起用やビル・コンティによるスコア『Going The Distance』の引用などロッキー愛が全く無い訳でもない。それと『シン・仮面ライダー』以上に似ているのが『ロッキー5/最後のドラマ』だ。手塩にかけて育てたボクサー トミー・ガンが離反して最後は直接対決という流れも、当初酷評されたという点も非常に似ているw
でも思い返してみてほしい。確かにロッキー5はクッソ映画だったが(笑)、アレがあったからこそ『ロッキー・ザ・ファイナル』やスピンオフであるクリードシリーズのような名作ができたという事をw

終わる終わると言いつつも、またどこかでこのロッキー&クリードサーガは続くのではなかろうか。

★★★☆☆

FullSizeRender

カンフースタントマン 龍虎武師


ドキュメンタリー映画『カンフースタントマン 龍虎武師』観了。

ブルース・リーに始まり、ラウ・カーリョン、サモ・ハン・キンポー、ユエン・ウーピン、ジャッキー・チェン等により隆盛を極めた香港製カンフー映画。それらを裏で表で支えてきたスタントマンたちの証言によって浮かび上がる かつての香港映画の光と影、そして栄枯盛衰。

で、本作の白眉は『プロジェクトA』や『サンダーアーム/龍兄虎弟』でもなく『ファースト・ミッション』(1985年)でのビルの7階からチン・カーロッ等8名のスタントマンが一斉に飛び降りるシーン。いくらダンボールやマットを敷いたといったって7階だよ!? 無茶苦茶だってw

今やプロ野球でも投球数が決められている時代だ。今後こうした命を張ったスタントチームのようなものが生まれる事はないのかもしれないが、アクション映画が求められている間は その精神が死ぬ事はない。熱き映画人が見ているのは過去ではなく今であり未来なのだから。

★★★☆☆

FullSizeRender
カテゴリー
月別アーカイブ
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

アクセスカウンター

    QRコード
    QRコード