かーやん☆ブログ

僕は選曲家でも音楽係でもありません。DJです。

2024年01月

ミッドサマー


アリ・アスター監督作品『ミッドサマー』観了。

まぁA24だからこそ成立した作品だと思うし、先日観た『TAR/ター』と同様、CGを極力使わない質の高い画作りが印象的だった。結構長尺なんだけど、観ていてつらくなかったな。
でも一応ホラー映画なので 人によっては受け入れられないかと。なので万人にオススメはしない。僕の中ではホラーというよりも『刑事ジョン・ブック 目撃者』とヤコペッティの『世界残酷物語』と足して導火線に火を点けて爆破したみたいな映画www
シンメトリックな構図にキューブリック味を、そして引きの画の強さに黒澤味も感じられたな。

で、ここからはちょっとネタバレ気味になるけれど…ペレが友人たちを外部からの生贄にするために夏至祭に誘ったのかと思うと、そっちの方がホラーだなとw
それと歴代メイクイーンの写真が飾られている場所があったけど、どう考えてもこの人たちって今このホルガ(コミューン)には居ないんだよね。そう思うとダニーの今後の運命は…っていうね。
ディレクターズカット版もあるらしいんで、そっちも観てみたいな。

★★★★☆
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香港クレージー作戦


東宝クレージー映画『香港クレージー作戦』を再見。

もうちょっといい加減な話かと思っていたら、意外とまともだったw
立ち退きを迫られた飲ん平横丁の連中を引き連れて いざ香港へ殴り込み。口八丁手八丁で資金を集めてビルを借り、日本食屋をオープン。だが思うように集客できずバンドを組んでチャリティーショーでパフォーマンスをしたら地元香港の有力者に気に入られて お店も繁盛。めでたしめでたし…というお話(完全ネタバレw)。
つまりここでの植木等は無責任ではないのだ。責任感を持って皆を幸せにして 最後は浜美枝と共にニューヨークへ🗽 清々しい普通にいい話だったw
それとクレージーキャッツ7人にそれぞれ見せ場もあって、今見直すとバランスの良い作品だったなと。
そして中尾ミエが めっちゃめんこい🩷
 
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で、最後に言っておきたいのは63年の作品で香港ロケをしているという点だ。
いくら近場の香港とはいえども、当時はもちろん海外旅行なんて高嶺の花。この後クレージーは本シリーズで マカオやメキシコ、ラスベガスまで行ってしまうのだが、忘れてならないのは あのブルース・リーの『燃えよドラゴン』が73年。ジャッキー・チェンやマイケル・ホイで日本人が香港映画に慣れ親しむ遥か前からクレージーキャッツは香港でロケをし、まだ見ぬ「世界」を日本人に紹介していたのだ。これには兼高かおるもビックリw

★★★★☆

花のお江戸の無責任


東宝クレージー映画『花のお江戸の無責任』観了。

これだったら別にクレージーでなくてもいいんじゃね?…という内容なんだけど、じゃあ時代劇単体としてみて どうかというと良くも悪くもなくという中途半端な印象w

しかもこれを黒澤天皇のパイセンである山本嘉次郎が監督したというから驚きだ。植木屋にエノケン的喜劇をやらせようという趣旨は理解できるのだが、64年の時点で既にオールドスクールだったんじゃないかな。クレージーが目指す笑いは、そこじゃない。

ちなみに公開当時の併映は『三大怪獣 地球最大の決戦』だったらしい。子供はこっちの方に燃えたろうな、ウンw

★★☆☆☆
 
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M3GAN ミーガン


映画『M3GAN ミーガン』観了。

まぁ面白かったけど、ジャンル映画の域は超えていなかったかなーと。
これが単なるお人形さんだったら『チャイルド・プレイ』な訳だけど、AI搭載自立型アンドロイドだから そこに『ブレードランナー』や『ターミネーター』なんかの要素も入ってくる訳で。でも結局ラストは『ターミネーター』であり『エイリアン2』なんだよw うーん、もうひと捻りふた捻り欲しかったな。

でもさぁジャンル映画と割り切るのなら、これでもいいと思うんだ。心臓さえ破壊されなければ いくらでも再生できるジェイソンみたいに(笑)、ネット上にデータさえ残っていれば いくらでも戻って来られる訳じゃない、ミーガンも。
だからパート2は双子になって帰ってきてもらいたいんだよね。『シャイニング』みたいにwww

ところで 観ていて途中からミーガンが加藤夏希に見えてきてワロタwww
 
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★★★☆☆

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー


アマプラで『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を観了。

正直言ってなめてました。どうせゲームのオープニングムービーみたいのが延々と続くんでしょ?…と。
でもいざ観てみたら マリオ好き、任天堂好き、ゲーム好き、アニメ好き、映画好き…誰が見ても楽しめる全方位外交的な作品になっていて驚いた。
スーパーマリオには かつて『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』(ハリウッド実写映画)や『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』(劇場用アニメ)等の前科(黒歴史)があるw あの頃は「人気のテレビゲームを映画にしてやりました」感があった訳だが、あれから40年が経過し状況は一変した。映画において半世紀レベルで今なお 現役のブランドとして認知されているものは決して多くはない。まぁディズニーとかジブリとかスターウォーズシリーズとか。そしてマリオもついにその域に達したのである。ポップアイコンとしてのマリオの名を汚さない、皆の期待を裏切らないものを作ろうという意思が感じられたし、何せマリオの世界観とイルミネーションとの相性がバツグンだった。

それとテレビゲームというものが世界の共通認識になったからこそ成し得たマリオマナーやニンテンドー・ユニバース的展開だけでなく、スーマリ世代に響く80sマナーやヒップホップへのリスペクトなんかもあって、愛も感じられたし作り込まれているなーといった印象。新時代のポップカルチャー感があったよな、ウン。

それと上手いなーと思ったのは、キャラクターの性格づけ。ゲームではあんまり関係ないじゃん。ピーチはお姫様で クッパは悪者っていう「記号」でしかないから。でも筋のある映画となれば それだけという訳にはいかない。特にゲーム内のムービー以上に表情豊かなピーチ姫の描写とかよかったなぁ。

未見の方はホント騙されたと思って観てみて。僕はあまりゲームをやらないんだけど、ゲーム実況とかは好きでよく見る人なのねw ゲームが好きな人はインタラクティブなゲームの方が 一方通行の映画よりも面白いよって言うかもしれないけれど、それにしてもよく出来た佳作。
欲を言えば、ピーチ姫のバイクシーンでAKIRAスライドをやってほしかったし、日本語吹替版は『ヒーロー』も麻倉未稀でやってくれよっていうぐらいかな?w

★★★★☆
 
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